「くだものの女王」とも呼ばれるラ・フランス。
全国の生産量の8割以上を生産する山形県の中でも、
最も生産量の多い天童市で、生産者や産地関係者の
長年にわたる研究と努力によって「スーパーラフ」は生まれました。
とろけるような舌触りと上品な香りが特徴の
ラ・フランスのなかでも、様々な基準をクリアした
「スーパーラフ」は選りすぐりの最高級品です。
食味の良いラ・フランス栽培には、園地の土づくりが欠かせません。
有機質を多く施すことで、土の通気性や透水性、保水性が向上し、根張りが良くなり食味の良いラ・フランス栽培に適した土になります。
栽培園地を登録制とし、「スーパーラフ」として特別販売のできる園地条件を設け、毎年行う園地審査によって厳選された生産者・園地で栽培しています。
栽培登録者全員の果実を均一に予冷貯蔵・選果・追熟を行うことができる「ラ・フランスセンター」で、透過式の光センサーを使用し、果実の糖度・硬度・熟度を判断し、基準をクリアした果実のみが「スーパーラフ」となります。
大きさ2L~4Lで、糖度14度以上の特秀品のみが「スーパーラフ」になります。全ての基準をクリアした「スーパーラフ」は、販売数量全体の約1割程度というプレミアムなラ・フランスです。
※2L(300g 前後)、3L(350g 前後)、4L(400g 前後)
ラ・フランスは収穫されるとすぐに摂氏2~5度のラ・フランスセンターの
低温貯蔵庫に入れ、十日間ほど呼吸作用を抑制します。
「予冷」とは低温冷蔵庫に入れ果実の呼吸を抑制することです。
常温に戻すと、ラ・フランスは一斉に呼吸しデンプンが糖分に変化します。
約2週間後が食べ頃になります。
このようにラ・フランスは食べ頃を逆算し発送日を決めています。
保管環境により、追熟の速度が変わります。
同サイトのラ・フランスの食べ頃と見分け方を参考に、ラ・フランスの状態を
ご確認頂き、ぜひ完熟のトロトロっとした舌触りをお楽しみ下さい。
ラ・フランスは、他の西洋梨と違い「皮の色」がほとんど変わらないフルーツ。そのため「食べ頃」の判断が難しい品種です。
コツはお届け後、食べ頃になるまで「常温」で保存します。食べ頃の時期は、保存場所の温度により追熟の速さが変化しますので目安として下さい。(あたたかい場所では追熟が早くすすみます。)
食べ頃になると、軸がしおれてきて、軸の周りに「シワ」がよってきます。また香りが強くなり、軸の周辺を軽く押して耳たぶより少し硬めの柔らかさを感じれば食べ頃です。
❶「皮をむかず」に4等分に切ります
❷真ん中の「軸の部分」をりんごのように切ります。
❸最後に「皮」を薄くむいて、お召し上がり下さい。
果汁で手がすべりやすくなります。果実を落とさないようお気をつけ下さい。召し上がる2~3時間前に冷蔵庫で冷やすと、より美味しくなります。
完熟した(食べ頃の)ラ・フランスは、「冷蔵庫の野菜室」に入れます。完熟したものは、冷蔵庫でもあまり長く日持ちしません。出来るだけ早めにお召し上がり下さい。
【冷凍保存する場合】
完熟した(食べ頃の)ラ・フランスを半分に切りラップに包んで冷凍します。食べる時は、自然解凍して、スプーンで果肉をすくいながらシャーベットとしてもお召し上がり頂けます。
※必ず完熟したラ・フランスを冷凍して下さい。